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福祉の心を起点に、住宅建設、福祉施設、カフェ、保育園まで
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大分市皆春の生活協同組合「コープおおいた」に隣接する株式会社前田工務店を訪れると、リビングやキッチンなどの体験ができるショールームに加えて、半個室の親子カフェ、元気な子どもたちで賑わうキッズルームと保育園、そして障がい者のための就労支援事業所が一堂に介していることに驚かされます。施設名はズバリ、体感型ショールーム「Co.’s House(コーズハウス)」。
「“Co.’s”には様々な思いが込められていて、幸福の“Co”と子どもの“Co”、いろんな人が集まる複数形の“s”と幸せの“s”といった意味が含まれています。これが企業理念に掲げる『幸’s=全ての人の幸せのために』に繋がります」
こう説明する代表取締役社長 前田良平氏は、福岡県北九州市の生まれ。大学進学と共に大分で暮らすようになり、造園、建築、土木業等に従事した後、2011年に創業しました。
「障がい福祉に関わる事業に着手したのは、法人化した2013年から。家族に障がい者がいたので、本業に加えて就労継続支援A型事業所を立ち上げようと考えたのがきっかけです。そこから福祉に関する勉強をして2014年にNPO法人『ASAHIおおいた』が認可され、障がい者の方には翌年オープンした親子カフェ『Co.’sCafe(コーズカフェ)』のバックヤードやパソコン入力、清掃業務等を手がけるA型事業所に従事してもらいました。現在はB型事業所としても認可され、農業関係など仕事の範囲も広がっています」
体感型ショールームという珍しい形態も、この流れから生まれたものだそうです。
「子育てで大変なご家族にも楽しんでもらおうと始めたカフェでは、建設業という一面を活かして大きな遊具施設を備えたキッズルームを併設しました。お子様が利用することもあって、女性スタッフが多く在籍していたこともあり、働くママのために保育園を開設したのが2016年。その後、カフェをリニューアルして、本業の家づくりと合体させた体感型ショールームというスタイルになったのは2018年からです」
前田代表から、今日までの経緯を丁寧に説明していただきましたが、軌道に乗るまでの苦労は計り知れないものがあったことでしょう。それでも底流に流れてきたのは、福祉の心を持ったやさしい眼差しと、前向きな姿勢です。
「人を幸せにするには、自らも幸せでなければいけません。そのためには、どんな困難な状況にあろうとも前向きあること。そこから人間力が高まり、成長と発展につながり、企業として地域社会へ貢献できると考えています」
確固たる信念を持ち、様々な事業に取り組んできた前田代表ならではの、説得力のある言葉をいただきました。
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profile

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株式会社 前田工務店
代表取締役社長 前田 良平 氏
(鶴崎森町支部会員)