画像 : テレビのリモコンには直接に動画配信サービスを立ち上げるボタンがあらかじめ装備されています。テレビ画面から動画サービスを選ぶこともできます。我が家のテレビは音声リモコン+スマートスピーカーにも対応していますので、「アレクサ」にいろいろな指示を出して愉しんでいます。

最新型のテレビを持っている方なら当たり前と思われるかもしれませんけれど、私も自宅のテレビを最新型にしたら、テレビ電波を受信するだけでなく、ネット経由で使えるいろんなサービスがはいっていて、テレビも相当便利になったことを実感しています。

最近のテレビはわざわざ録画をしておかなくても、民放の場合は「TVer」、NHKも「NHK+」というアプリに対応していれば放送後一週間限定で、ネットを経由して観たい番組を後で視聴することができます。
しかもテレビでなくても手元にあるスマホやタブレット、パソコンでも、アプリを使って視聴することもできてしまいます。

これでテレビ番組への接し方がまったく変わりました。
以前はテレビの番組を観るためには放送される時間にテレビの前にいないといけませんでした。その時間に家にいない場合には事前にビデオデッキで予約設定をしておく必要もありました。

それがいまは特定のテレビ番組を、後で、どこでも、観ることができるようになったのは相当に便利です。
私が住んでいる大分市では民放3波体制で、番組によってここのエリアで放送されない番組が結構あるのですが、これも「TVer」や各民間キー放送局が提供している有料の動画配信サービスを使えば手軽に視聴することができるようになったことも便利です。

このコラムでも以前、動画配信のいろいろなサブスクサービスに加入していることを書きましたけれど、映画やドラマ以外にいろんなジャンルの配信サービスも増えました。スポーツの中継、音楽のライブや各種の有益なドキュメンタリーが配信されています。
私はスポーツ観戦にはあまり興味はないのですが、今回WBC(World Baseball Classic)がテレビの地上波では放送されず動画配信サービスの「Netflix」で独占配信されたのはかなり驚きました。実際にWBCを観てみるとNetflixでは簡単に追いかけ再生やリピート、試合データの同時配信などネット配信の利点を生かした様々な工夫がなされていて、スポーツ観戦の楽しみ方もテレビをネット接続することで劇的に変わっていることが実感できました。

映画やドラマにいたっては凄まじい量の作品が動画配信サービスで提供されていて、そうした作品のどれを観ればよいのか?といったあたりもネットで検索対応しているのが便利です。出演している俳優名、監督名、脚本家名で簡単に関連する作品を見つけることができます。
さらに一つ面白い作品を観ると、似たテーマやジャンルの作品のお薦めもしてくれます。何も思いつかないときには「アレクサ、こんな映画が観たい」と問いかけると、次々とお薦めの配信番組を提案してくれます。
テレビはもはや世界中の興味深い動画をネット越しに見せてくれる万能の映像装置といってもよい時代になったと思います。

けれどもテレビの前に座って配信される映像を見続けるというのは、身体的にも精神的にもとてもスマートとはいえませんので、テレビの映像よりももっとスリリングに満ちた家の外のリアルな町へと出かけることにいたしましょう。

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藤野 幸嗣
ふじの・ゆきつぐ:1953年生まれ、大分のまちなかに在住。散歩、自転車のポタリング、そしてネットの逍遙が好きです。
好奇心を旺盛に、スマホやネットを使いこなして楽しく暮らす、「大分はニューヨークよりも面白い」が信条。