だれもがフラリと立ち寄れる “食堂以上カフェ未満”の店

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大分市中心部から鶴崎方面へと向かう国道197号線沿い。仲西陸橋北交差点のすぐそばに、その店はありました。洋食店のようでもあり喫茶店にも思えるその外観は、だれもが入りやすい気さくな雰囲気。入口の横に掲げられた『なないろ食堂』という木枠の看板が、気さくな中にもセンスの良さをさりげなく感じさせます。
ここは“食堂以上カフェ未満”をコンセプトとした、食とくつろぎの空間。オープンして2年たらずですが、店が醸し出す穏やかな雰囲気と料理の味わいに惹かれて、いまでは多くの人が訪れる人気店となりました。
店内はカウンターとテーブル席のほかに掘りごたつ式の座敷席があり、30人ほどが座れるちょうどいい広さ。壁や窓辺に可愛い小物が飾られていたり、テーブル番号がオシャレなオブジェになっていたりして、若い女性や子どもさんが喜びそうな温かい雰囲気が店を包んでいます。それでいて男性客や年配のかたが居心地の悪さを感じるほどファンシーではないという絶妙な空気感が、男女や世代の枠を超えて多くの人に支持されている秘密なのでしょう。
料理では「チキンなんばん」や「ハンバーグ」「からあげさん」などが人気で、これらの料理を和風セットの定食か洋風セットのプレートで味わえるのが、この店の特徴。同じ料理でも、その日の気分や目的に応じて定食とプレートを変えるだけで、食事の風景まで変わってくる。そんな小さな変化も、この店ならではの楽しみかたのようです。ほかにも「カレーライス」や「ロコモコ丼」「焼きそば」など味わいも豊富で、お子様ランチの大人版「おとなプレート」なんて遊び心のあるメニューもありました。
「料理はどれも手作りで、地元の食材を中心に心を込めて調理しています。とにかくいろいろな料理で、年配のかたから子どもさんを連れたお母さんやサラリーマンのかたまで、多くの人に喜んでもらえるような店にしたかったんです」と話すのは、オーナーの佐藤昭博さん。さまざまな人が店に集う様子を佐藤さんは”カラフル”と表現していました。それはまさに七色の虹のよう。
『なないろ食堂』というちょっと不思議な店名には、そんな思いが込められているのでした。
※メイン写真 左「おとなプレート」 980円 右「ニラ豚丼」 680円

「アジフライと牛すじ煮込み定食」750円

「アジフライと牛すじ煮込み定食」750円

「チキンなんばんプレート」850円

「チキンなんばんプレート」850円

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profile

■なないろ食堂

オーナー 佐藤昭博さん
(株式会社ワンステージ・高城支部会員企業)
【なないろ食堂】
■場所 大分市仲西町2-4-3
※地図
Tel.097-578-6341
■営業時間
11:00〜15:00(LO14:30)

■定休日 不定休
■駐車場 9台
■Facebook https://www.facebook.com/nanairosyokudou1211/
※現在は休店中で、イオン高城店でお持ち帰り弁当を提供中です